リフレクソロジーの反射区とは??

伊勢原市のリラクゼーションサロン・プライベートジム リ・クリエです。

先日お休みをいただいて実家の京都府に帰省していました。

かなり時間があったので、リフレクソロジーについて復習していました。

今回の記事では、リフレクソロジーについて少し詳しく解説してみようかなと思います。

リフレクソロジーとは

当サロンのリラクゼーションサービスでも提供しているリフレクソロジー。

足裏をほぐすのって気持ちいいですよね。

もちろん、単純にほぐしているだけではありません。

リフレクソロジーの起源は、紀元前2,000年よりもさらにさかのぼるとされています。

古代エジプト、中国、インドなど様々な国で、足をほぐすことに関する壁画や文献が残っているそうです。

古いものが正しいとは限りませんが、足をほぐすってとても歴史ある行為なんですよね。

現代のリフレクソロジーの直接の起源は1,500年代に流行したゾーンセラピーと言うもの。

それが1,900年代になって多くの医師や理学療法士によって体系化され、現代のリフレクソロジーの基礎が出来上がりました。

現場での実践によって洗練されてきたのが、現代のリフレクソロジーなのです。

リフレクソロジーの理論

反射区とはなにか

リフレクソロジーは反射区と言うゾーンを刺激することで、全身を活性化していくことができると言われています。

反射区は、全身に対応しているゾーンのことです。

例えば指先なら脳や鼻腔。土踏まずのあたりには、胃、腸、腎臓、副腎、膀胱、輸尿管、肝臓、心臓などの反射区があります。

これらのゾーンを刺激することで、対応している別の部位もケアすることができるというわけです。

エネルギーライン

では、なぜそんな遠隔地に影響が出るのか。

リフレクソロジーでは、カラダを縦に流れる10本のエネルギーラインがあると言われています。

そのエネルギーラインを介して体の各部位はつながっていると考えられている。

エネルギーラインっていうと何とも胡散臭い言葉ですよね。

目に見えないですし。

とても胡散臭いと、ぼくも思います(笑)

そんなん本当にあるん?みたいな。

反射区にはいくつかの流派がある

さらに話をややこしくするのが、反射区表 (フットチャート)は一つではないということ。

「え?どういうこと?」ってなりますよね。

例えば僕が勤めていた会社のフットチャートと、日本のリフレクソロジーの最大手の某サロンさんのフットチャートでは細部が微妙に異なります。

また、西洋式と東洋式でも異なる部分があるんです。

西洋式では、右の指先は右の頭部に関連する反射区。

東洋式では、右の指先は左の頭部に関連します。

西洋の理論では、エネルギーラインは左右交差せずまっすぐに流れているので、右足は右半身に対応するという考え。

東洋の理論では、神経が首のあたりで左右交差することを考えて、右足に左の頭部が反映されると考える違いがあるのです。

このように、同じリフレクソロジーと言っても異なる部分は多々あります。

人のカラダは機械じゃない

こういった流派による違いがあるのは、政治的要因もあると思いますが人間は機械じゃないということが大きいのだろうと思います。

例えばテレビのリモコンで5チャンネルを押せば5チャンネルが映りますよね。

機械は正確です。

けれど人間のカラダはそこまでカチッと正確にできているものじゃない。

なんというか、遊びがすごく多いというか。

柔軟性に富んでいる。

だからこそ反射区も正解って一つじゃないのかもしれない。

そんな風にぼくは理解しています。

多くの人はたった一つの正解を求めがちですが、こういった柔軟性と付き合わないと人体とは和解できない気がしています。

とりあえずぼくに言えることは一つ。

きちんとからだのケアしたほうが、間違いなくコンディションは良い。